CCI実践的な使い方 FX手法
オシレーター系インジケーターは、今の相場が買われすぎなのか、売られすぎなのかを過去の統計から判断する売上で役に立ちます。例えば、CCI、RSI,RCI,MACD、ストキャスティクスがあります。
この記事では、CCIについて説明します。では、どうやってその特性を利用してトレードに生かすのか、またCCIを使ったロジックも紹介します。
CCIと移動平均線との関係
簡単に説明すると、CCIは、移動平均線と現在の価格との差を表したものです。
つまり。CCIの値が大きければ移動平均線との差が大きい、つまりグランビルの法則について知っている方ならわかると思うのですが、移動平均線の値に価格が近付こうとする意識が生まれます。また、0ラインよりも上で、同じ期間の移動平均線より上、0ラインよりも下で移動平均線よりも下という事が言えます。
赤のラインを見ていただけるとわかる通りCCIが0ラインに交差氏っと気にロウソク足の終値も移動平均線に交差しているのが見て取れます。
CCIが100やー100よりが外側に出ているときは、移動平均線と離れている様子が見て取れます。また200やー200の外側まで出たときはより移動平均線との乖離が生じている状態です。
環境認識としての使い方
CCIが100を超えているときは買われすぎ、買いの圧力が強い。
CCIがー100を下回っているときは、売られすぎ、売りの圧力が強いといえます。
0以上、0以下で現在のトレンドが上なのか、下のか、という事もわかります。
ここで注意して欲しい事が、
「買われすぎだから売る」「売られすぎだから買う」という発想ではなく、「買いの圧が強いから、さらに買われるのでは?」「売りの圧が強いから、さらに売られるのでは?」
というような考えも意識してほしいという事です。
青で囲った部分に注目すると、CCI100以上ですぐに落ちていくのではなく、むしろ伸びていって上昇していますね。そしてしばらくしてから落ちて行っています。
赤で囲った部分に注目すると、-100を下まわってから、ずっと落ちていってます。
つまりCCI 100で買われすぎ-100で売られすぎ、と考えるのではなく、
下降トレンド中であれば、100に到達した際は上昇示唆
上昇トレンド中であれば。-100で到達した際は下降示唆
という考え方も知ってほしく思います。
上の図では、3つのポイントに青〇を付けました。
1つ目は、上昇トレンドの終盤にCCIが-100に到達しました。その後は、下降に転じています。
2つ目は、下降トレンドの終盤にCCIが100に到達しました。その後は、上昇に転じています。
3つ目h、1つ目と同様。
このように、下降トレンドの終焉付近でCCIが100を超えると、上昇示唆。
上昇トレンドの終焉付近でCCIがー100を下回ると下降示唆。
という事を理解してみてほしいです。
CCIを使ったロジック
概要
- CCIを使ってトレンドの転換(上昇示唆、下降示唆)を見つける。
- CCIが0以上から0以下に潜った所で、ショートエントリー、0以下から0以上に潜った所で、ロングエントリー。
チャートは15分~1時間足がおすすめです。
トレンド発生時の最初の押し目、戻り目を狙うイメージです。
ロングのタイミング
下降トレンド中にCCIが100に到達してから、CCIがまた下がって0以下から0以上に再上昇したときにエントリー。その際に価格の安値を切りあげていることを確認してほしいです。
実際のチャート
損切は直近高値安値付近に置きます。
利確は左側で意識されている高値や安値に置きます。
ショートはロングの逆です。
勝率を高めるために
トレンドが終焉に向かい、上昇示唆、下降示唆を見つける事がスムーズに見つける事できるとこのロジックは扱いやすいです。また、上昇示唆の時に、直近高値を少しでも超えている状態、下降示唆の時は少しでも直近安値を割っている状態が好ましいといえます。(トレンドの終焉とはは、トレンドの角度が緩やかになっていたり、レンジに近い状態になっている時です。)
コメント